
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣つくる この八重垣を
スサノオノミコトが ヤマタノオロチ退治をして 宮を定める場所を探して旅に出て、 清々しい場所を見つけて ご機嫌で詠んだうた
クシイナダヒメのために 立派な宮を設けようという 日本で最初の和歌といわれます
出雲は八雲立つところ もくもくと叢雲が立ち昇るところ というのですが、 実に山陰地方は 曇り空の多いところです
ぼくたちは、 神話を知る前から、 伯備線〜山陰本線の 特急やくも号で このことばを知ります
出雲大社の御本殿の 天井絵にはカラフルな 八雲図が描かれていますが、 数えると七つしかありません
そこから40kmほど離れた 出雲大社ともゆかりの深い アメノホヒノミコト創建といわれる 神魂神社の天井絵にも 八雲図があり、ここには 九つの雲が描かれていて、 出雲大社から飛んできたという おもしろい言い伝えがあります
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