鎮魂

人は死ぬとき、

丹田あたりから

みぞおちあたりに

ピンポン玉大の

たまが上がってきて

消えてしまう

と聞いた

訃報を受けて、

人は死ぬ、ことを

改めて考える

鎮魂には、

死者の魂を鎮めることと、

弱った魂を励まし肉体に繋ぐことの

二つの意味がある

魂とどのように向き合うか

自分次第でありながら、

他から受け取るパスもまた

魂の糧となるもののように感じる